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オリジナリティのある名刺を作る
こんにちは、雪樹(@yuki62533)です。
もともと何か描いたり作ったりするのが好きな性分の雪樹。
今回は、スタンプを使ってオリジナリティのある名刺を作ってみました。
予想以上に結果素敵な名刺ができたので、今回は記事でその一部始終をご紹介します。
パートナーの名刺作り、必須条件は「黒」
宿木屋の経理や校正を担当する漆(@urushitenten)くん、極度の人見知りのため人前に出るどころか家からほとんど出ません。
今まではそれでよかったのですが、雪樹の仕事の都合上人前であいさつする機会が増え、名刺を作ることになりました。




様々な印刷会社の費用を調べ、黒地に白い文字を美しく印字する方法などもリサーチしましたがいまいちピンと来ないし、とにかく高い。
そこで雪樹が目をつけたのは、スタンプです。


ということで、自らスタンプで印字する名刺を作成することに。
オリジナル名刺に必要な商品リサーチ
まず、このアイディアを成立させる商品がこの世に存在するのかリサーチしました。
①黒い用紙の名刺

ありました。
しかも自分でカットする予定だったのに、もともと名刺サイズに切れている上にお手頃価格のものが!!
しかも、安定のプラスチックケース入りです。
オンデマンド印刷のオンライン発注だと、近年は費用削減のため簡易な紙ケースだったり、そのまま梱包されていたりします。
こんなにしっかりした商品があるとは思わなかったので、意外な喜びでした。
厚さも質感もしっかりしており、格安名刺などと比較すると圧倒的なインパクトがあります。
②白いスタンプ台
これが探してもなかなか見つかりませんでした。
様々な色の小さなスタンプがセットになったものや、いわゆる朱印、または黒いスタンプが主流です。
そこで我々がチャレンジしたのは、スタンプ台とインクの別購入です。
スタンプ台

インク

この2品を併せて白いスタンプとして成立させることにしました。
初めての購入なので、レビューを見ながら比較検討してこちらの商品をセレクトしました。
結論から言うと発色も良く使いやすいので、おすすめです。
③名刺用スタンプ
こちらは、オリジナルのハンコをつくれるオンラインサイトを探しました。
今回お世話になったオンラインサイトは、「ハンコヤドットコム」です。
会社の印鑑や請求印など事務用品が主な用途なのかと思っていましたが、イラレ納品もできてデザインの自由度が高いです。
しかもめちゃめちゃ安い。
なおかつ、デフォルト設定で出荷日が早い。
他のサイトと比較して「好きなフォントで、すぐにスタンプが作りたい」という要望を叶えてくれるところが気に入り選択しました。
名刺用スタンプデータの作成
①名刺内容の打合せ
名刺を初めて持つ漆くんと、名刺の内容について打ち合わせします。




シンプルイズベストな思考を尊重しつつ、最低限の情報をまとめます。
②サイズを鑑みてスタンプサイズを選択
先ほどご紹介した「ハンコヤドットコム」では多種多様なスタンプがあります。



今回は、あえて「名前」、「ルビ」、「メールアドレス」などの要素ごとにスタンプを発注することにしました。
画像のように、イラストレーターを使って名刺の原寸サイズのボードに要素を配置しながら、スタンプのサイズを決定します。
四角い枠は「ハンコヤドットコム」の多彩なラインナップのサイズを比較しながら入れました。
ちなみに「ハンコヤドットコム」のサイズ展開はそれぞれの商品説明ページの画像で確認でき、印字後のイメージもつかみやすいです。
③発注
要素と発注するスタンプのサイズが確定したら、「ハンコヤドットコム」からテンプレートAIデータをダウンロードして、各サイズデータを納品します。
サイズが小さくてわかりづらいですが、先ほどイラストレーターで作った各要素をコピー&ペーストしただけです。
発注までの流れはオンラインサイトでの印刷発注などと変わらず、所定の個人情報を入力してオンライン決済するだけの簡単な流れでした。
届いた商品でオリジナル名刺を作る
それぞれの商品購入からわずか2-3日で全ての商品が届きました。



①スタンプ台にインクを塗りたくる
インクは直接垂らすイメージがあったのですが、いざ蓋を開けてみたらマニキュアのような刷毛を用いて塗るタイプでした。

漆くんは非常に几帳面かつ手が器用なので、10分ほど楽しそうにスタンプ台に刷毛を滑らせます。
②名刺スタンプをペタペタする
まんべんなくインクがスタンプ台に塗れたら、いよいよ名刺スタンプ作業の開始です。








という大変楽しい作業を繰り返し、オリジナル名刺を作りました。
レイアウトを変えることで、一枚一枚個性の違う名刺に!
スタンプを別々に発注したおかげですね。


せっかくの名刺だから、個性を出してみては?
便利になったこのご時世、名刺はこだわりさえなければ最短1時間で簡単に作れてしまう印刷物です。
フリーのテンプレートも潤沢で、自分でデザインしなくても十分カッコよくできます。
が、そんな中あえてスタンプを使うことで、「名刺を作る時間が楽しい」という遊びをするのも、一興ではないでしょうか。
今回、雪樹もスタンプでの名刺作りは初挑戦でしたが、名刺をスタンプで作ることで、新しい素材や可能性と出会えました。
こういう実験や遊びもできるのも、フリーランスならではの楽しみかも…幸せな時間でした。
【おまけ】漆くんを今後ともよろしくお願いいたします
今回スタンプでの名刺作りが楽しくてたまらない様子だった漆くんのTwitterはこちらです。
雪樹が直接的なコンテンツとして取り上げることはほとんどないと思いますが、いつも仕事を支えてくれている影の力持ちです。
その力持ち加減を微塵も感じさせない生産性の低いTwitterアカウントを公開したばかりなので、興味がある方はフォローしてみてください。