宿木屋

物語×お茶のセット「THE BOOK OF TEA」の魅力

事業内容を考えるにあたって、物語とお茶の組み合わせ例をいろいろと探っています。それで、やっぱり圧倒的な存在感と特別感で胸を打たれるのは、LUPICIAが毎年出している「THE BOOK OF TEA」だなと思いました。今回は「THE BOOK OF TEA」の魅力についてまとめます。

THE BOOK OF TEAとは?

THE BOOK OF TEA 2019

「THE BOOK OF TEA」とは、紅茶、ハーブティー、日本茶と幅広く取りそろえるティーショップLUPICIAが毎年販売している、数量限定の商品です。毎年予約販売を行っており、在庫がある場合はその後もオンラインショップで購入可能です。

THE BOOK OF TEAの内容

THE BOOK OF TEAには、基本的には下記の内容が含まれます。

  • ティーバッグ30種
  • 限定茶葉のプチ缶(15g)
  • ノベルティグッズ(毎年異なる)
  • 小冊子(お茶の紹介+テーマに合わせたコラム)

THE BOOK OF TEAの歴史

THE BOOK OF TEAは2020年発売のものが第12弾。つまり、過去12年間毎年異なるテーマで発売されています。

ブック オブ ティ― ライブラリ – THE BOOK OF TEA JAPAN |LUPICIA ONLINE STORE – 世界のお茶専門店 ルピシア ~紅茶・緑茶・烏龍茶・ハーブ~

豪華本をイメージした特製ボックスの中に多彩なティーバッグを詰め合わせ、 数量限定で発売するルピシアの人気商品「ブック オブ ティー」シリーズ。 世界中の産地から選び抜いたお茶と限定品を美しい装丁とともにお届けする “体験するお茶の本”は、自分へのご褒美や 幅広い世代の方へのプレゼントとして親しまれてきました。 その名は明治・大正期の美術指導者、岡倉天心(1862-1913)が 英文で記した日本文化の啓蒙書であり、 世界的なロングセラー『THE BOOK OF TEA』(1906)に由来します。 また、ルピシアの店舗や通信販売だけでなく、書店で販売されるのも大きな特徴です。 このライブラリーでは、これまでに発売した「ブック オブ ティー」の歴史をまとめました。

上記のページでは、これまでの華やかな歴史を振り返ることができます。それぞれテーマに応じたノベルティがついていること、鮮やかなパッケージが並んでいることがわかりますね。毎年デザインや企画にこだわっているのが伝わってきます。

THE BOOK OF TEAの魅力

THE BOOK OF TEAの中身

①豊富な種類のお茶を飲み比べられる

THE BOOK OF TEAの魅力は、なんといってもティーバッグ30種を飲めることです。ハーブティー、紅茶、日本茶など種類を超えた茶葉を30種も飲み比べられるセットは、調べてもなかなかありません。豊富なお茶の種類を網羅するLUPICIAだからこそなせる業ですね。
それぞれの茶葉が特徴的かつ色とりどりのパッケージに入っているのも素晴らしいです。簡素なパッケージのお茶を何種も飲んでいると、一種に対する思い入れや記憶が薄くなってしまうものなのですが、THE BOOK OF TEAで出会う茶葉はパッケージに描かれたアイコンと共に覚えられます。お茶を飲む体験自体を特別にしてくれるんですね。

②小冊子でお茶と物語を楽しめる

お茶を飲む時間を特別に仕上げてくれる装置はパッケージだけではありません。THE BOOK OF TEAについてくる小冊子は、その年のテーマに応じたコラムと茶葉の紹介を読めます。このコラムが、とても素敵です。お茶を好きな人が胸躍るようなトピックをうまく集めてくれているので、小冊子そのものが価値ある知識の宝物という感じです。
また、おすすめの浸出時間や飲み方、カフェインの有無などもわかりやすく解説してくれているので、幅広く茶葉の特性を知りたい方にはぴったりです。

③ノベルティが本格的でかわいい

THE BOOK OF TEA2019のノベルティ(黒猫)

こういうギフトセット系のノベルティって、ちょっと残念なものが多い印象なのですが、THE BOOK OF TEAのノベルティはめちゃめちゃ作りがしっかりしていて、かわいいです。私が購入した2019年はキーチャームだったのですが、重厚感があってデザインも細かいんです。また、ランダムで3種のうち1種が入ってくる仕様だったので、届くまで何が入っているかわくわくさせてくれました。お目当てだった黒猫ちゃんが当たって、うれしかったです。

飲み終わってもとっておきたい、コレクションしたい逸品

THE BOOK OF TEAの小冊子とティーバッグ

こうして毎年特大サイズの本型ギフトボックスを数量限定で販売しているのは、とてもすぐれた戦略だと思います。なぜなら、THE BOOK OF TEAは、お茶に関わるものを「取っておきたい」と思わせてくれるからです。
お茶は飲めばなくなる消耗品ですし、日々飲むのが習慣化すればいわば“食料・日用品”の一種に分類されます。気軽にお茶を飲むのは悪いことではありませんが、やがて無意識になり、飲む時間へのわくわく感がなくなってしまっては、ちょっとさみしいですよね。
こうした「取っておきたい」と思えるパッケージや、茶葉の知識が残る小冊子があることは、お茶に対する愛着を育ててくれる効果があると思います。実際、私もこのTHE BOOK OF TEAを通じてお茶がもっと好きになりました。
こういう飲んだ人をしあわせにするギフトボックス、いつか私も作ってみたいです。

新しい茶葉の風味と出会えるきっかけに

THE BOOK OF TEAが手元にあると、自分のお気に入り以外のお茶の味と出会う機会が生まれます。「日本茶ってこんなにおいしかったんだ」、「この紅茶知らなかった」、「物語とぴったりのフレーバーティー!」……そんな発見や感動にあふれたティータイムを楽しむことも、心を潤すひとつの方法です。1年に1度、自分へのご褒美として試してみてください。きっと今よりもっと、お茶が好きになりますよ。

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