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ライター業で「役立つ」と思う習慣、性格、ツール

投稿日:2018年7月24日 更新日:

ライター業にもマズローの5段階欲求が当てはまる

振り返るとマズローの言う通り

ライターとしてお仕事をはじめてから、月日が経ちました。いろいろなお仕事をいただき、学ばせていただきつつ、今も生きています。

ふと振り返って思うことは、「ライターとして生きていかねば!」と必死でお仕事を探していたときから、今は「どうしたらより良い文章が書けるだろう」と悩むように変わったなあ、ということ。「生きたい」に始まり「稼ぎたい」、そして「所属したい」、「認められたい」から「より良いものを」へ……。マズローの5段階欲求の見飽きた三角形を頭に思い浮かべ、言うとおりのステップを踏んできたなあ、と笑ってしまいます。

ステップを踏んできて「役立った」もの

失敗も回り道も多く、大成しているわけではないのであくまで途中の振り返りとして、「習慣」、「性格」、「ツール」に絞り、ライター業で役立っていると感じるものをご紹介します。

もちろんいずれも人それぞれでしょうが、マズローまではいかずとも、ライターさんなら共通の役立つものなのでは、と考えられるものをピックアップしました。

振り返るとライター業に役立っている3つの習慣

①ジャンルにこだわらず本を読む

ライターにとって、語彙力は武器のひとつだと思います。難しい言葉を並べろとか、ことわざを引用しろとかいうわけではなく、何かを伝えるときの選択肢をより多く持っていることが大切です。

選択肢を増やしてくれるのが読書であり、偏りのない読書が幅広い語彙力をつけてくれたのだな、と感じます。最近は、自分の言葉にすることを意識して文字を追うので、前よりももっと興味深く本を読めるようになりました。

とりあえず書店に行く、オンラインショップの画面に並ぶタイトルを読む。そんなことからスタートしても良いと思います。とにかく自分のなかに他人の言葉をストックすること。これが大切だなと、感じます。

②人の話を聞く

「習慣?そんなの当たり前だろう」と思われるかもしれませんが、自分が話したいことや考えを前提に聞くのではなく、相手の言葉を“そのまま”聞くことは、意識しないとできないのではないでしょうか。

人の話をまっさらな気持ちで聞いていると、他人のニーズが伝わってきます。「つまり、こう言ってほしいのか」ということ。それが文章にも活きるなあと感じています。

また、「この人の話、どこに向かっているの?」と思うこと、ありませんか?それを予測したり、あるいは脳内でまとめたりしていると、自分の文章が迷子になることが少なくなります

③時間を置いて反省する

この習慣は、他の仕事ではもしかしたら「遅い!」と言われるのかもしれません。私は別の仕事をしているとき、それで叱られたものです。一方でライター業では活きていると感じます。執筆したものをすぐに読んでも、見えないものがいっぱいあるから。

忘れたころに自分の記事を読み返したり、ずっと昔の文章を振り返ったりする時間をとっています。そうすると、「なんて読みづらいリズムなんだ」とか、「このころの文章のほうが読みやすい」とか、そういうものが見えてきます。

自分の内側から出てくる文章を書いているので、客観視するのは本当に難しい。だからこそ、時間を置いて自分が抜けてから反省会をする習慣は、ライター業に活きてくるのです。

ライター業をしていて「あってよかった」と思う3つの性格

①おおざっぱでおおらか

文章の唯一無二の答えはありません。こだわろうと思えばいつまでだってこだわれるところが、ライターの不安をいたずらにふくらませてしまうのかしら……なんて想像をしたこともあります。

私の場合は、「締め切りまでに自分がひとつひとつの言葉を選んで書いたものならば、もうそれ以上はない」とおおざっぱに満足する性格に助けられています。

それはどこかで自分を許すという感覚かもしれません。いつか成長した私が見たらとんでもない文章かもしれませんが、それが今の自分の精いっぱいなのだと認めているから。

②飽きやすい

飽きやすいと、誰でもできそうな仕事にすぐ飽きてしまいます。ライターの相場については諸先輩方が数値など含めたくさんのノウハウを提供してくださっているので説明を省きますが、文章のお仕事は誰でもできる仕事に対する価値が本当に、本当に低いなあと感じます。

飽きやすい仕事を性格が弾いてしまうわたしは、生きていくために飽きない仕事を探しました。その結果、今の落ち着きを得られているので、飽きやすくて良かったと感じています。

③立ち直りが早い

編集の方からいろいろご指摘いただいたり、時には怒られることもあったり。それは真摯に受け止めますし、次は同じミスがないように改善しようと自分の中で整理します。落ち込んで泣くことも、たまに、ありますね。けれど、だいたい次の日には落ち着いています

ライターの「文章を書く」ことって、どうしても自分自身の語彙力や知識に仕事をくぐらせるので、自信を失ってしまうと何も書けなくなるのです。それでライターを辞めてしまう方もいるそうなので、立ち直りが早いという性格はライター業には活きると思います。

後天的に立ち直りが早くなる方法は、落ち込んだ理由をしっかり整理して終わらせること。その時に必要であれば、多少の自分自身の買い被りも悪くない。一種のサプリみたいなものですから。

ライター業であらゆるツールを試して今も愛用している3つのツール

①WunderList(webサービス/無料)

あらゆるタスク管理ツールを使い分けましたが、一番シンプルで必要な機能が最低限備わっているのはWunderListでした。ライター業は「タスク処理完了」の瞬間が明確で、関わるプロジェクトが複数重なることが多々ある仕事なので、WunderListの持つ機能がぴったり合います。

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②ラクダノート(プロダクト)

今は取材に持ち運ぶノートとして活躍しているラクダノート。クラフト紙、無地、サイズ感……それら全てが「ざざざっ」と文字を殴り書きしておくのにちょうど良いです。取材に限らず、ライティングの構成やふとしたアイディアなど、言葉を素早く書くのに適しています

ミドリ リングノート スパイラルリングノート A5スリム 無罫 砂漠ラクダ柄

飛行機のチケットやマップなどを貼ったり、旅と相性の良いサイズです。砂漠ラクダは味のあるクラフト紙。
内容:中紙/160ページ無罫

③イルカ(モバイルアプリ/無料)

完全匿名でひとりごとを書き込むことができ、ログインの必要もなく、他のユーザーからは「共感」か「応援」の反応だけが来る、精神的に穏やかになれるSNSサービスです。

ライターは自分自身の言葉を仕事として紡いでいくので、「なんてことない言葉」を発することへの妙な欲求が高まりますね。人の見ているSNSで愚痴や私的なことを叫びだしたくなる気持ちもわかるのですが、それがプラスになることがほとんどないので、私は安全な「イルカ」で精神を安定させるようにしています。

ひまつぶし系匿名SNS ilka(いるか) - Appliv

ひと目を気にせず本音を投稿。顔も、名前も知らない誰かと繋がるメッセージ| (1)完全匿名で、共有画面にメッセージを投稿することができる (2)応援・共感のポジティブな反応だけ交わし合う暖かいな掲示板 (3)応援・共感ポイントは全てのメッセージを通して累積される

ライター業を続けていたいから、役立つものを大切にしていきたい

たくさんのものに助けられ、自分自身と向き合い、今もライターとしてお仕事をいただいています。明日も、来年も続けていたいから、今回自分自身を振り返り、役立つと感じたものを大切にしていきたいです。

もしもこれを読んで「ははあ、つながるところもあるなあ」とか、「そういう考え方もあるのねえ」と思っていただけたら、ライターの方々にぜひ良きものとして活用していただければ幸いです。

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