学び方 育て方

「舞台に立つこと」の重要性と自信の関係

投稿日:2017年12月7日 更新日:

 ピアノを舞台で弾いてきました

こんにちは、雪樹(@yuki62533) です。

先日、お客様の前でピアノを弾いてきました。

人生の大半ピアノと共に生きてきた身ですが、人前で弾くのは10年ぶり

とても緊張しました。“大人”になってからは、舞台でピアノを弾くのは初めてかもしれません。

大人になったからこそ気付いたことは、「舞台に立つこと」が自分にとっていかに大切な学びだったのか、ということでした。

今回は、「舞台に立つこと」の大切さと、「自信」について書きます。

「人前に出ることが苦手な人」や、「なかなか自分に自信が持てない人」に読んでもらえたら、幸いです。

「ピアノの発表会」がある人生

Photo by Markus Gjengaar on Unsplash

定期的に成果を出す必要がある

本題に入るために、過去の話をします。

雪樹がお世話になったピアノ教室では、1年半に1度ピアノの発表会がありました。

1年半に1度は必ず人前で成果を発表するというサイクルが雪樹の人生とセットでした。

ピアノの生徒はめまぐるしく面子が変わるわけではありません。

したがって、発表会の観客は毎回だいたい同じ顔触れです。

ですから、「成果=成長」であり、「違い」である必要がありました。

雪樹は感覚でそのことを理解しており、意識していました。

前回よりは、レベルが上がっていなければ」という感覚を、発表会が与えてくれたのです。

観客が存在するという感覚

「観客」って存在、なかなか人生では珍しいですよね。

あなた自身を客として見つめる存在がいる状態って、結構まれではないでしょうか。

通常、人生は常にだれかの観客であり、だれかに観られている、相互が役者と観客を務める即興劇の連続だと思います。

完全なる演者として複数の観客に見つめられる機会…大人ならプレゼン、結婚式などでしょうか。

いずれにせよ、それらは全て人生において点であり、線ではありません

1年半に1度やってくるピアノの発表会は、その点と点を結んで線にしてくれました。

雪樹の演奏が目的ではないにしろ、少なくとも前回と今回を見つめる観客が、雪樹には複数いたのです。

これは、舞台に立ったからこそ得られた存在でした。

ピアノで舞台に立つことは、覚悟することだった

舞台に「成功」なんてなかった

前述した「観客」の前で「成果を出すこと」を、雪樹はピアノを通じてやり遂げる必要がある、と感じていました。

では、実際にできたのか、と振り返ると、いつだって失敗していた気がします。

「もっと上手く弾けたのに」

「あそこの音も、あれも間違えた」

「ああ、恥ずかしいな…」

そんなことを毎回弾き終わるたびに感じていました。

だからと言って、その想いや感情を嫌いだと思ったことはありません。

ただ、「やり切った!完璧だ!」と感じたことが一度たりともないことだけは確かです。

舞台に立つことは、失敗を覚悟すること

だからいつしか、雪樹は「完璧に弾こう」と緊張することがなくなっていったのです。

ピアノの発表会の舞台に立つことは、「未完成な自分を受け止めること」へと変わっていきました。

ピアノを人前で弾く前日は、いつだって吐きそうなほどに緊張します。

それは、失敗する痛みや、後悔を、想うからです。

これから自分は痛い想いをするのだ、と確信していたからです。

 失敗は自信を奪うのか

Photo by dan carlson on Unsplash

選択する失敗としない失敗

失敗は、痛いです。

できるならば避けたいです。

多くの人が、避けられるならば避けるでしょう。

雪樹にとってのピアノの発表会は、前述したように覚悟した上で選択する失敗でした。

よく、失敗すると自信を失うという話を聴きます。

雪樹がピアノの発表会を通じて知ったことは、厳密に言うとそうではないということです。

選択する失敗は自信を作り、選択しない失敗は自信を奪うのだと感じています。

選択する失敗に挑戦してほしい

選択しない失敗を先に経験してしまう人は、「挑戦すると痛いし自信がなくなる、だからやらない」という思考が根付きます。

これはとてももったいないことで、自信がつくかもしれないチャンスを自ら摘み取ってしまいます。

だから、もしも「あ、それって私?」と思った方がいたら、失敗する舞台に挑戦してほしいのです。

ただし、自らが、自らの意志で選んで、です。

雪樹という「大人」の挑戦

Photo by Dayne Topkin on Unsplash

振り返れば、雪樹はピアノで出来ていた

雪樹の話に戻ります。

10年のブランクを経て、人前で「失敗する覚悟」をしながら、練習に励みました。

人前で弾くことにした曲は、小学生のころ「この曲を弾けるまでうまくなりたい」と必死で練習した曲です。

その曲を再び練習していて、「雪樹が仕事や人生に持っている『自信』は、ピアノがくれたんだ」と、気付けました。

自分で弾く曲は自分で選んだし、失敗するとわかっていても進んだし、コンクールやコンテストにも挑戦した。

だから、怖くない。失敗しても良い。自分のセンスや答えを信じられる

振り返れば、雪樹の覚悟にはいつだって、ピアノで培った精神が宿っています。

舞台は、そこら中にある

今までで一番気持ちよくステージで演奏することができました。

出来栄えはやっぱり「失敗」でしたが、覚悟を決めるプロセスをなぞれただけで、価値があります。

終わったあと、ライティングの仕事に戻る時、ふと思いました。

文字が人の前で踊るライティングだって、ある種の舞台だなあ、と。

人に見られているということ、失敗に対する覚悟を持つこと

これらを忘れないで、本業に勤しむ気持ちを新たにしました。

「私なんて誰からも観られなくていい」、「失敗したくないから隠れよう」と逃げてしまう人は、きっと自信はつかないのだと思います。

だから、それぞれの舞台で、それぞれが戦えますように

その先にはきっと、痛みを遥かに超える幸せが待ち受けているはずです。

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宿木雪樹(やどりぎゆき)

物語を形にする仕事をしています。執筆を主軸に企画/デザインもしながら生きています。平穏が好き。

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