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NHK全日本なわとびかっとび王選手権2017から学ぶ、チームの育て方

投稿日:2017年10月27日 更新日:

なわとびかっとび王選手権を見てほしい

こんにちは、雪樹(@yuki62533)です。

先ほど、初めて「全日本なわとびかっとび王選手権」というものをNHKの番組で知りました。

まず、はじめに言いたい。凄まじくいい番組でした。

出場した選手の小学生の皆さん、並びに先生方、番組制作陣の皆さんに心から拍手を送りたい。

本当にお疲れ様でした。特に参加したチームの学生の方々…まじですごい…雪樹は頭も上がらない…。

今回は、NHK「全日本なわとびかっとび王選手権2017」から雪樹が考えたチームの育て方について生々しい感動とともにお伝えします。

まあ、あの…結論から言うと、ぜひ読者の皆さんにも、「全日本なわとびかっとび王選手権」をチェックしてほしいです。

なわとびかっとびとは

「かっとび」とは、いわゆる大縄跳びの種目です。

8の字を描きながら1分間のうちに何人が縄を飛べるかを競います。

この時、一度に入る人数は制限されていません。

つまり、3人同時に入れば1回で3人とカウントされ、5人飛べば5人とカウントされます。

したがって、同時に飛ぶ人数が多ければ多いほど、カウント数は増えます。

また、縄跳びの速度を速めてもカウント数増加に繋がります。

しかし、いずれも失敗するリスクを背負うことになります。

何人で、どのくらいのスピードで記録を狙うかは、チームごとの戦略次第ということです。

NHK全日本なわとびかっとび王選手権とは

「NHK全日本なわとびかっとび王選手権」とは、2010年より開催されている「かっとび」の小学生全国大会です。

2017年の大会は、予選から70校を超える小学校のエントリーがあったそうです。

本日(2017年10月27日)番組で放送されたのは選び抜かれた4校の準決勝・決勝でした。

エントリーメンバーは各校に任されるので、学年を超えた合同チームもあれば、クラスチームもあります。

それぞれのチームには個性があり、勝ち上がってくるまでのドキュメントVTRで各校の戦略が見えました。

激戦を勝ち抜いて決勝に残ったチームは、「茨城県鉾田市旭北小学校」と「北海道札幌市清田緑小学校」です。

ここから、「チームの育て方」という観点で2つのチームについてご紹介します。

リーダーの力でチームを統一する旭北小学校

指針が見えることの大切さ

ar130405 / Pixabay

茨城県鉾田市旭北小学校では、大変優秀なリーダーがいました。

足を引っ張ってしまう子のケアをリーダーがいち早く行い、率先して声がけを行います。

主観ですが、こんなにしっかりした小学生がいるのか…と驚くレベルの統率力でした。圧倒的な存在感です。

また、そのリーダーを包括してストイックにモチベーション維持を試みる担任の先生もいます。

指針が明確で、ブレない

常に一つの目標に向かえるよう、リーダー・指導者が馬に乗って先陣を切ってくれるチーム。

これが、旭北小学校の強みです。

「かっとび10箇条」の制定

旭北小学校の取り組みで目立っていたのは、「かっとび10箇条」の制定です。

忘れものをしない」、「挨拶をしっかり」などの10箇条を掲げ、全メンバーで取り組みました。

内容はもう、大人の我々が見ても頭が下がる、非常に正しい人間力育成に繋がるものばかり

番組の途中で、都内進学校の体育教諭が「普段だらしない生活をしているとそれが本番に出る」と語っていましたが、まさにそれですね。

日常生活のわずかなほころびが集中力欠如に繋がり、チームの息を乱すことになる。

そのリスクを徹底的につぶす

旭北小学校が目指した勝利への道筋は、「パーフェクト」であることでした。

コーディネート力でチームを治める清田緑小学校

息を合わせることに全力を尽くす

geralt / Pixabay

北海道札幌市清田緑小学校は、「大縄を回すターナー2人がジャンパー(跳ぶ選手)の息に合わせて移動していく」という特殊な戦法をとります。

リズムが乱れてもみんなでカバーする、という考え方です。

ターナーの2人は、バテてきた子や足元が乱れた列に対して素早く反応し、同じリズムで縄を回しながらもジャンパー達が「跳べるよう」にします。

担任は、チームの主体性に任せて練習を行っており、番組内でもほとんど前へ出ませんでした。

1人の学生がミスをしてしまい、「ダメだ…」と落ち込んでいると、メンバーが駆け寄って「そんなことないよ」と声をかける。

諦めたらそこで終わり」という言葉だけが強く彼に渡され、あとはチーム全員で彼の背中を押します。

全員で全員をカバーしあうことでミスを減らす。

これが、清田緑小学校の信念でした。

「ストロンガー」に込めた想い

清田緑小学校のメンバーたちは、朝練習が終わったあと、必ず黒板に「より強くなるため」の目標を全員がそれぞれ書きます。

それぞれが書いた言葉を、全員が眺める。この時間が、彼らのルーティーンです。

清田緑小学校が掲げたチーム名は「ストロンガー」。

チームのメンバーが、息のそろわない練習に対して「そんなのストロンガーじゃない」と発したことから決まったそうです。

「強き者」というチーム名は、たった一人に対してでなく、チーム全員が目指す指標としてありました。

一方、「強き者」になるための目標は個々が日々の練習から見出し、己を磨きます。

清田緑小学校の一世一代の勝利への賭けは、「個の成長」だったのではないでしょうか。

正反対の2校から学ぶリーダー論

geralt / Pixabay

真向から組織の形成方法が異なる旭北小学校と清田緑小学校は、非常に興味深い存在でした。

旭北小学校は「先頭に立つリーダーが存在する」組織で、清田緑小学校は「コーディネーターが組織をゆるやかにまとめる」組織です。

いずれも成功する組織の作り方に則っており、だからこそ全国決勝まで勝ち抜いてきたのでしょう。

番組にかじりついて見ていた雪樹は、正直そんじょそこらの企業やプロジェクトチームよりよっぽど組織体系が美しく、学ぶところがあると思いました。

いずれの学校も、小学生たちが一丸となり、それぞれが知恵と思いやり、そして体力を振り絞ってチームを育てていました。

チームの育て方を左右する最後のエッセンス

甲乙つけがたいチーム育成を行ってきた2校ですが、決勝の勝敗は結果として彼らに下ります。

その結果については…ここではあえて触れないことにしましょう。

それより、彼らの勝敗を決した最後のエッセンスについてお話したいです。

これは、チームの育て方と、リーダー論に深く関わるキーワードです。

「ミス」をどう定義するか

Counselling / Pixabay

チームで一つのことを成し遂げるとき、リーダーが担う大切な役割が一つあります。

それは、「ミス」の定義です。

人間なので、絶対にミスをします。絶対です。

ミスは、チームのミッションを1歩も2歩も後退させる可能性があります。

もっと言えば、今回のような大会であれば、勝敗を決する一大事です。

この責任は大きい。ミスをして平気でいられる人間など、そうそういないのではないでしょうか。

ましてや、その取り組みに対して真剣な覚悟があれば、なおのことそうでしょう。

このミスに対してどんな定義を下すのかは、リーダーの仕事です。

これは意外と普段忘れがちなことですけれど、チームが育っていくうえで、非常に重要なポイントだと思います。

もちろん、最終的にはリーダーの仕事ですが、メンバーがミスをどう捉えるかも大切です。

もしも、今チームを育てている方や、あるいは育っていくチームに参加している人がいるならば、ふと立ち返っていただければと思います。

チームを育てるために、ミスをどう捉えるか…?真向から答えておきたい大切な点です。

(大事なことなので2度目)なわとびかっとび王選手権を見てほしい

Pexels / Pixabay

今回、雪樹は「チームの育て方」という観点から「NHK全日本なわとびかっとび王選手権」について紹介させていただきました。

「どっちが優勝したの」とかはもう…あの、番組を最初から最後まで見ないと感動しないと思うので、ここでは触れません。

ぜひ、ぜひ2018年の大会は多くの人に見てほしい。ものすごく熱いんですよ。

小学生のうちからこういう機会に触れて、中学受験やら習い事やらと並行しながら頑張った学生たち、本当に凄いです。

たくさん学ばせてもらって、雪樹は幸せです。

もちろん、雪樹も来年チェックしますよ。え?縄跳びですか?雪樹は10回も跳べないんじゃないですかね…♡

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